クリエイツかもがわ│京都で感覚統合・発達障害、認知症介護や医療的ケアなど福祉分野の出版。グラフィックデザイン・イベント運営をしている出版社です。
image
2024.02.09 │ はねたま通信 │

3月の新刊『主体的な学びの探求』

『主体的な学びの探求』

竹内謙彰/著
A5判192頁予定 予価2420円

大学教員が問う!「主体的な学び」が成立する要素は?
文部科学省のいう「アクティブ・ラーニング」「対話的・主体的で深い学び」の課題と矛盾。
自己評価の質問紙調査を通し、年齢・性別、小学生時代の遊びの体験、人生満足度との関連を調査。
人が「主体的に」学ぼうとする態度を形成するのには、何が関係するのかを紐解く。

【もくじ】
第1部 「主体的な学び」「アクティブ・ラーニング」に関する文献展望と問題提起
 「主体的な学び」▶先行研究におけるの捉え方
         ▶3つのレベルに分解
         ▶成立している事例(ワークショップ、サドベリー・バレー校)
 
第2部 主体的な学びの態度 自己評価調査の開発と分析結果 
 「主体的な学び」▶態度が成立している状態を探る
         ▶年齢・性別、主観的な幸福感の関係
         ▶どんな小学生時代の遊びの経験が、学びの態度を育むのか
  
第3部 今回の研究をもとに、「主体的な学び」はどのように捉えられたか

[COLUMN]・自閉症スペクトラム症児にとっての遊びと学びと主体性
        ・学びと幸福感の一筋縄ではいかない関係 など