クリエイツかもがわ│京都で感覚統合・発達障害、認知症介護や医療的ケアなど福祉分野の出版。グラフィックデザイン・イベント運営をしている出版社です。
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2022.05.18 │ はねたま通信 │

6月の新刊『気になる子の秘められた魅力』

『気になる子の秘められた魅力』
近藤直子/著
A5判88頁 定価1100円
ISBN978-4-86342-330-5 C0037

「保育室にいてくれない」「暴言・暴力が目立つ」「偏食がきつい」
3つの行動を取り上げ、

みんなと違って気になるところを魅力に変える、手がかりをさぐります。

本書をテーマに学習会を開催!
7月9日(土)13:30から zoom
詳細は https://www.hanetama.net/ でお知らせします。

2022.04.19 │ はねたま通信 │

5月の新刊その2『障害のある若者と学ぶ「科学」「社会」』

障害のある若者と学ぶ「科学」「社会」
気候変動、感染症、豪雨災害

丸山啓史/編著
國本真吾・澤田淳太郎・塩田奈津・村上穂高/執筆
A5判152頁 定価1650円
ISBN978-4-86342-331-2 C0037

子どもから大人へ、学校から社会への移行期、障害のある若者たちに、
授業を通して伝えたいこと、見せたい世界がある。
「学ばなくてもさしあたり生活に支障がないこと」と思われがちな現代的な課題に関わる「科学」「社会」の学習。
「わからないはず」「わかっているはず」と思い込まない授業づくりから学びの楽しさ、大切さがうまれる。

[もくじより]
第1章   障害のある若者に「科学」「社会」の学びを
第2章   社会をつくるのはあなたたち――理科・社会科での環境教育
第3章   生徒の知りたいを受けとめて――新型コロナウイルス感染症について知ろう
第4章   ともに議論する仲間へ――雲作り実験からはじめる豪雨災害の学習
第5章   「知りたい」「学びたい」に応える――教育・学習のなかで大切にしたい視点

2022.04.13 │ はねたま通信 │

5月の新刊その1『知的障害のある人の青年期の教育権保障』

知的障害のある人の青年期の教育権保障
教育と福祉「二つの専攻科」の比較から

辻 和美/著
A5判264頁 定価2860円
ISBN978-4-86342-329-9 C0036

子どもから大人へ、学校から社会への移行期に、どんな学びを準備するのか—
知的障害のある人の高等部以降の進路として、福祉事業所への就労や高等教育への進学以外の第三の選択肢「専攻科」。新たな「学びの場」として広がっている。
学校専攻科と福祉事業型専攻科「二つの専攻科」の実践から、青年期のゆたかな学びを考察。制度面や教育カリキュラム・プログラムを比較し、知的障害のある人の青年期教育の課題とこれからを考える。

[もくじより]
序 章 
知的障害のある青年が学ぶ「専攻科」の成り立ちと現状
第1章 
「教育年限延長」を担う学校専攻科と特別支援学校高等部の課題
第2章
青年期の教育権保障の多様性
─教育年限延長と生涯学習支援
第3章
社会福祉制度による学校教育の補完
─専攻科の二元的な形成
第4章
「二つの専攻科」の教育カリキュラム・プログラムの実態と課題
第5章
「二つの専攻科」の教育カリキュラム・プログラム検討の方向性
終 章 結論と今後の研究課題
補 論 高等部を退学していく人たちに対する教育権保障の課題

2022.02.28 │ はねたま通信 │

3月の新刊『瀬戸内食品ロス削減団』

瀬戸内食品ロス削減団
フードバンク活動入門

糸山智栄・今村主税・土手政幸・難波江任・原田佳子
全国食品ロス削減研究会/編著
A5判242頁定価1980円
ISBN978-4-86342-326-8 C0036

食品ロス、廃棄の発生状況、削減アクションなどの基本がわかる
「知る、動く、広げる」人、必携の入門書。

[もくじより]
Part1 早わかりフードバンク
Part2 食品ロスと格差社会とフードバンク
 食費ロスや格差が生まれるのも経済・社会のしくみ/困窮者支援/
フードバンクの歴史と世界の動き

Part3 わが国の食品ロス発生
 食品ロスの発生経緯と現状/食品ロスの発生状況/食品ロスの定義/
食品ロス発生の経緯/食生活の変遷
Part4 食品ロス削減、今こそ、アクションを始めよう

 

2022.01.31 │ はねたま通信 │

2月の新刊『子ども・若者ケアラーの声からはじまる』

子ども・若者ケアラーの声からはじまる
ヤングケアラー支援の課題

斎藤真緒・濱島淑恵・松本理沙
京都市ユースサービス協会/編
A5判242頁定価2200円
ISBN978-4-86342-325-1 C0036

どのような子ども・若者が、どのようなケアをしているのか、
私たちはあまりにも知らない——

事例検討会で明らかになった、子ども・若者ケアラーによる
生きた経験の多様性。その価値と知られざる困難とは何か。

ケアラーが生きやすい社会への転換の方向性を、当事者の声から考察します。

もくじより
第1部 子ども・若者ケアラーを取り巻く現状と課題
第2部 こうしてケアがはじまった
第3部 ケアをする/しない

2022.01.07 │ はねたま通信 │

1月の新刊 負の遺産を持続可能な資産へ

負の遺産を持続可能な資産へ
新長田南地区再生の提案
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兵庫県震災復興研究センター・市民検証研究会・
広原盛明・松本誠・出口俊一/編
A5判136頁 定価1430円
ISBN978-4-86342-323-7

阪神・淡路震災後四半世紀、
『新長田駅南地区震災復興第二種市街地再開発事業検証報告書』を
徹底検討した「市民検証報告書」。
市民とともに神戸のまちづくりに取り組む専門家グループ
(技術士・行政書士・建築家・震災復興シンクタンク他)が、
①特質の解明、②失敗原因の究明、③歴史的規定と再生方針の提起から、
復興の本質を明らかにする。