がんになったライオン
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ジャンル 社会・福祉
判型 B5判横型・32ページ
発行 2024年6月
定価 1,760円(税込)
ISBN978-4-86342-369-5 C0736
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いのちの足音をはじめて聞いた
がんに時間を奪われて
がん治療をとおした緩和ケアをわかりやすく伝えながら、 いのちとは、その人らしく生きるとはを問いかける絵本。
「何かほかに手立てはないのか?」
「残念ながらございません。これ以上治療を続けると、王さまのお命があぶなくなってしまいます」
がんの再発を宣告されたライオンは、いのちについて考えました。
そして、無数の「関係」に支えられていることを知り、ライオンのこころは、やがて、 とてもおだやかになっていったのでした。
〔本文より〕
PROFILE
緩和医療専門医。1955年、大阪生まれ。京都府立医科大学卒業後、麻酔科医として約20年間市中の病院に勤務。2014年より京都民連中央病院で緩和医療に従事。小学校入学前後の約1年間、ゴリサンカールという絵画教室に通い、木炭でデッサンしたラインを消すための食パンをかじっていた。小学生の頃は、鉄腕アトムや鉄人28号など漫画雑誌のキャラクターを模写していた。『がんになったライオン』がはじめての絵本。