食から未来を変えるフードバンク
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ジャンル 社会・福祉
判型 A5・180ページ
発行 2025年7月
定価 2,200円(税込)
ISBN978-4-86342-394-7 C0036
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CONTENTS
PROLOGUE 高校の居場所カフェ──岡山御津高校“みつカフェ。”
Part1 フードバンクのディープな世界
──多様性と社会的意義 難波江 任・今村 主税
1 フードバンクの多様性
2 日本はフードバンク後進国なのか
3 国内フードバンクの活動数推移
4 フードバンク活動の多様性
5 フードバンクの社会的意義
Part2 成り立ちも活動も個性的な5つのフードバンク 全国食品ロス削減研究会 糸山智栄
1 中国、四国地方のフードバンクの概況
2 食品ロス削減目標達成!というビッグニュース
3 成り立ちも活動も個性的な瀬戸内地域の5つのフードバンク
4 5団体の連携の流れを振り返る
Part3 近年のフードバンク 食料配布システム
──日本版無料フードマーケット(コミュニティパントリー)の食料配布の状況としくみ 難波江 任
1 食品ロスの発生経緯と現状
2 料配布方法の調査
3 フードバンク食料が活用されるまでの流れ
4 5つのフードバンク食料配布方法の特徴
5 これからのフードバンク食料配布のあり方
Part4 ネットワーク型フードバンク活動の始まり 今村主税
1 都市分散型・山口県の特徴
2 フードバンク山口の始まり
3 ネットワーク型フードバンクの構築
4 フードバンクポストの拡がり─真の社会貢献の取り組みへ
Part5 フードバンクの正体!?──あいあいねっとの活動を通して 原田佳子
1 あいあいねっとの誕生と活動の実際
2 フードバンクの活動から見えてきたこと
3 食べ物の偉大な力
4 フードバンクは何者?
Part6 食から変える フードロス問題の背景 ★特別寄稿! 藤原辰史
1 食と農から「人間」をとらえなおす
2 地球の環境危機─土と水
3 食と農から「人間」をとらえなおす
4 現代の食権力
5 空間を作り直す──緑食論実践編
6 エコロジーとフードの芸術
7 フードバンクの未来像
COLUMN
● こども食堂等とのつながり─フードバンク香川とこども食堂・ひとり親支援団体
● 能登半島地震への食支援活動について─フードバンクとやま
● 生活保護制度について
● 環境負荷軽減、食の支援につながるフードバンク─特定非営利活動法人法皇パートナーズ
● 企業とのつながり─フードバンク香川とパン屋さん(リトルマーメイド高松店)
● 食べ物が本当に集まらないんです 何かいい方法はないですかねえ
● フードバンクとの出会い
● なぜ、イギリスで最初に産業革命が起こったのか?
● 行政のトリセツ
PROFILE
糸山智栄
1964年生まれ、岡山市在住。特定非営利活動法人フードバンク岡山理事長 岡山県学童保育連絡協議会会長、株式会社えくぼ代表取締役。
今村主税
1971年生まれ、山口市在住。博士(工学)。現在、特定非営利活動法人フードバンク山口理事長、山口県立大学国際文化学部情報社会学科准教授。
土手政幸
1967年生まれ、高松市在住。特定非営利活動法人フードバンク香川理事長。仕事(行政)でフードバンクと出会い、2012年から活動を開始、2014年に法人化。
難波江任
1960年愛媛県生まれ。特定非営利活動法人eワーク愛媛理事長(えひめフードバンク愛顔代表)。えひめ地域こども食堂ネットワーク共同代表。博士(農学/農業経営学分野/愛媛大学)
原田佳子
1952年生まれ。広島市在住。社会福祉法人正仁会フードバンク部門あいあいねっと代表。全国食品ロス削減研究会代表。
藤原辰史
1976年北海道旭川市生まれ。京都大学人文科学研究所教授。博士(人間・環境学/京都大学)、専門分野/農業史。
全国食品ロス削減研究会
〒731-0221 広島県広島市安佐北区可部3丁目9-21
社会福祉法人 正仁会あいあいねっと内
TEL.082-819-3023
E-mail:aiainet@nagominosato.jp
Facebook:@FoodLossReduction
関連書籍
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瀬戸内食品ロス削減団
- 1,980円(税込)