母ちゃん☆センセ、笑ってなんぼ
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ジャンル 発達障害
判型 四六判・192ページ
発行 2024年9月
定価 1,870円(税込)
ISBN978-4-86342-373-2 C0037
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笑顔って、内面からわき起こってくるような、
よろこびや楽しみ、達成感が表れたもの
パワフルで細やかな母ちゃん、厳格であたたかい特別支援学級教師、破天荒でやさしい大学教授が
その選択は誰のために?何のために?と問いながら、障害のある子どもたちと創り出してきた、
穏やかな生活と教育。
各章のキーワードは「笑顔」。どこでも使われていて、気にとめない言葉だけど、
あらためてその深さを感じます。
「てとてをあわせて で・あいのある世界展」の取り組み、授業づくりの工夫や支援のヒントもいっぱい。
オビは越野和之先生(奈良教育大学/全障研全国委員長)です!
▶8月3日発売! 2日まではご予約となります。5日より発送いたします。
先着でマオくんイラストしおりをプレゼント!
イラストは10種類。どれになるかはお楽しみに。
▶2日までの予約(しおりプレゼント)を締め切り、
5日にみなさまへの発送を完了しました。
宅急便または、クロネコゆうパケットでのお届けとなります。
CONTENTS
プロローグ 「かくしてハシゴは外された」
第1章
笑顔を育てる子育て
「かわいそう」を「おもしろそう」に(山口 歩)
一人でいるのが好きな子?
診断を受ける前のはなし
自閉症、100点満点!
ブルーテントのはっちゃん
ガオーのおばちゃん
自閉症が二人でジーショック
入学準備は一大事
謝ってばかりいることを叱られる
おおぜいの人がいる学校で
かわいそうとおもしろそう
回転寿司に行ってみた
ユウはシンデレラ
好きな場所、好きなことを探して
第2章 笑顔が増える支援を! 子どもたちのスペシャルな経験と学習
1 特別支援学級での子どもたちの活動を豊かに(杉本温子)
2 子どもたちにスペシャルな時間と内容を(玉村公二彦)
第3章 であいの中で、笑顔を広げる
「障害のある子どもの笑顔展」から「で・あいのある世界展」へ(玉村公二彦)
エピローグ、そして続くのだ!
PROFILE
山口歩(やまぐちあゆみ)
「こみゅ」主宰、ペアレントメンター、「もしも願いが叶うなら」で第53回NHK障害福祉賞最優秀賞受賞(2018年)
オチのあるエピソードトークでみんなを魅了し、障害理解の輪を広げている。友達の友達はみな友達と、いろんな人を巻き込むことを得意技とし、巻き込まれた人たちからは「組長」と呼ばれる愉快な母ちゃん。
杉本温子(すぎもとあつこ)
元奈良県公立学校教員、障害児者・団体のアドバイザー(2022年没)
絵本、紙芝居、南京玉ずだれ、なんでもこいの芸達者。好奇心旺盛でアイデアの宝庫。いつもその宝箱にいれるおもしろいものを探している。びっくりさせるのが大好きだけど、びっくりさせられるもの嫌いじゃない! クールに見えて根は情熱家なセンセ。
玉村公二彦(たまむらくにひこ)
京都女子大学教員、奈良教育大学名誉教授
「何でも屋」だけど、講義や講演は嫌い。おしゃべりは好きだけど、オチはない。思いつきで無茶ぶりをして、デリカシーがないといつもだれかれに叱られている。困っている人、悩んでいる人を放っておけない人情派のセンセ。