クリエイツかもがわ│京都で感覚統合・発達障害、認知症介護や医療的ケアなど福祉分野の出版。グラフィックデザイン・イベント運営をしている出版社です。

発達障害

謎が解かれたその日から

発達障害の3きょうだいとお母さんの物語

国立ともこ・宮本郷子/著

謎が解かれたその日から
  • ジャンル 発達障害

    判型 四六判カラー・104ページ

    発行 2023年1月

    定価 1,320円(税込)

    ISBN978-4-86342-340-4 C0036

“いちから子育てやり直し”の物語

わが子3人が発達障害の診断を受けた。
振り返ると、不登校、主張の激しさ、マイペース…疑問がいっぱいで悩みの多い子育て。特性を知ったことで、その謎が解け、子どもたちがどれだけ不安や苦痛、混乱や葛藤の日々を送っていたかに気づく。
そこからもう一度、子育てがはじまった。

理論的なことはよくわらかないけど、とにかく子どもをよく見て、やっていこう。
私の貴重な子育ての時間を「大変だった」だけで終わらせたくない。
どんな状況でも子どもの成長の節目はちゃんとやってくるし、そのよろこびは条件なんかなく感じたい—

CONTENTS

1 謎が解かれたその日から(2010〜2016)
      …イラストと文章で綴る子育て
2 当時のあの頃を振り返って─自分のこと、家族のこと(2022)
      …きょうだい3人があの頃と今を語る
3 この物語が語りかけてくれていること
      …教育相談員としてよりそってきた研究者の解説

お世話になった学校の小学校・中学校の先生、クリニック医師、自立センター職員の方々からの寄稿を収録

PROFILE

国立ともこ(くにたちともこ)
物語の3きょうだいの母。
家族そろってデコボコな特性をもったデコボコ家族の日常にあるネタを漫画にした「デコボコ母さんのデコボコ劇場!」を描いてます。
http://ameblo.jp/dekoboko-kaasan

 

宮本郷子(みやもときょうこ)
大阪教育大学・同大学院で障害児教育・子どもの発達について学ぶ。大阪府内の小学校に31年間勤務。通常学級で発達に課題をもつ子どもたちもいきいき過ごせる楽しい学級づくり・授業づくりを実践。現在、龍谷大学社会学部特任教授。
大阪発達支援センター「ぽぽろ大東」の発達・教育相談員(2013年〜2021年)、「おおさか教育相談研究所」の教育相談員(2013年〜現在)。
専門・研究:障害児教育・特別支援教育・インクルーシブ教育