クリエイツかもがわ│京都で感覚統合・発達障害、認知症介護や医療的ケアなど福祉分野の出版。グラフィックデザイン・イベント運営をしている出版社です。

発達障害

イケイケ、パニッカー1〈新装版〉

自閉症の子育てマンガ&エッセイ

高阪正枝/著

電子版のみ
イケイケ、パニッカー1〈新装版〉
  • ジャンル 発達障害

    判型 A5判・212ページ

    発行 2003年6月

    定価 1,980円(税込)

    ISBN978-4-902244-02-1 C0037

あちこちにちりばめられた
子育て・保育・教育のヒント!

自閉症の薫くんのお母さんが、発達相談や保育園での取り組み、小学校での学習や友だち・教師とのやりとり、 そのときどきに感じたことを4コママンガとエッセイに。 療育や保育・教育への視点が本質的で、ドキッとするほど鋭く新鮮!
2003年6月初刷を2009年新装版に。

■CONTENTS(抜粋)
第1章 私の意志とは関係なく……
誕生/健診/場所見知り?/不安/訳のわからない時期/飛び降りる/過敏/成長のタネ/親子でキレル/目の前のものがすべて/田舎のねずみと町のねずみ/電車で
第2章 わかりあう、ということ
言葉/指さし/薫のよいところ?/言葉の芽/おだてる/考える力/これはぼくがする/心理分析/秩序立てる/こだわりの傾向/
第3章 無駄なものは何もない
小学校入学/へたくそ/新担任/親を試す?/けってもいいか?/薫のやりたい放題/楽しいことさえあれば/してはいけないこと/子どもは変わる/意外性を笑う/キャラパニック/がしゃどくろ/薫の空気/偶然と必然/とっかかり
第4章 ぼくには、ぼくのわけがある
ぼくの都合/ドッグフードを届ける/貸してあげたい/お残しは許しまへんでー/ロックソーラン/買って買って/言いたくありません

PROFILE

高阪正枝

2人の子どもの母親。ひとりが自閉症であることをきっかけに、好きだった絵を描くことを通して、「子育て」を表現することを思いついた。
『イケイケ、パニッカー1』は、幼児期から小学校卒業までのようすを描いている。あわせて読めば、薫の成長過程を通して、より深く理解していただけると思う。