知的障害のある人たちの
性と生の支援ハンドブック
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ジャンル 発達障害
判型 A5判・176ページ
発行 2014年11月
定価 2,200円(税込)
ISBN978-4-86342-143-1 C0037
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支援に迷ったときのヒントに
法律、自慰、月経、恋愛、虐待などのテーマごとに、
おさえておきたい基本的な支援の理論と実践を紹介。
性の健康モデル・性の人権モデル・行動変容モデルの3つの組み合わせで構成。
知的障害のある人たちの人生において、性と生を肯定的に意味づける。
[もくじ]
第1章 知的障害のある人たちに関する性と法律
第2章 自慰
第3章 月経と閉経
第4章 重度重複障害のある人たちへのセクシュアリティの支援
第5章 性に対する興味関心、きっかけ、選択
第6章 恋愛関係の支援
第7章 妊娠、避妊、女性の子どもをもつかどうかの選択
第8章 性虐待を受けた知的障害のある人たち
第9章 社会的に受け入れられない性行動
第10章 個別とグループでの性教育
障害のある人たちは、未だにいじめられたり、いやがらせを受けたりします。あるいは、選択肢がないため何もできずに、からかわれたり、子ども扱いをされたりします。このことは、本人たちを無力な状態に押し戻し、性的な役割が果たせないという烙印を押すことで、脆弱なままにします。本書が重要である理由は、公的支援の方法は変化しているにもかかわらず、まだ不確かなところがあるこうした当事者たちの性と生に関する運動の課題の本質をあぶり出しているからです。(まえがきより)
PROFILE
ミッシェル マッカーシー
ケント大学にあるティザード・センターの知的障害に関する上級講師。
ディビット トンプソン
Social Care Institute for Excellence(SCIE)の上級実践開発マネージャー。
木全和巳
日本福祉大学社会福祉学部教授。