クリエイツかもがわ│京都で感覚統合・発達障害、認知症介護や医療的ケアなど福祉分野の出版。グラフィックデザイン・イベント運営をしている出版社です。

社会・福祉

子ども・若者ケアラーの社会学

ケアリング・ソサエティの創造

斎藤真緒/編著

子ども・若者ケアラーの社会学
  • ジャンル 社会・福祉

    判型 A5判・200ページ

    発行 2026年4月

    定価 2,750円(税込)

    ISBN978-4-86342-414-2 C0036

4月発売


「ヤングケアラー支援」とは何をすることなのか?

ヤングケアラー支援法制化後、私たちは何を問われ、どのように支援を前にすすめていくのか?
支援を通じて、どのような社会ビジョンを描いていくのか?
子ども・若者ケアラーの声を届けようプロジェクト(YCARP)が当事者主体で取り組む事業、調査・研究から支援のあり方、課題を提起する。

CONTENTS

はじめに(斎藤真緒)

第1章 こども・若者ケアラーの葛藤によりそう視座(斎藤真緒)
コラム メディアで描くヤングケアラー(張瑜淳)

第2章 移行期にある若者ケアラーの支援課題の探求
─「ライフチャンス」と「家族との距離化」に着目して(河西優)
コラム 当事者としての経験からみる子ども・若者ケアラーと貧困(亀山裕樹)
コラム 大学生ケアラーとキャリア(古谷友亮)

第3章 社会モデル型ケアラー支援の構想
─インクルーシブ教育とヤングケアラー支援の接合
(武石卓也)

コラム 学校の〝見えないケア負担〟をほどく─〝語り〟の奥にある構造から、ケアの編み直しへ(山村和恵)

第4章 子ども・若者ケアラーへの支援策
─ほかの高所得国の経験から(松田亮三)

コラム ユースショートステイの取り組みから見えてきたこと(竹田明子)

第5章 イギリスにおけるヤングケアラー支援
─ヤングケアラー支援視察報告(河西優・亀山裕樹・斎藤真緒)

コラム グローバル化のなかの「ケア」─家族ケアの担い手としての移民の子ども(許英瑞)

おわりに(斎藤真緒)

PROFILE

さいとうまお
立命館大学産業社会学部教授。専門は家族社会学。思春期保健相談士。
「男性介護者と支援者の全国ネットワーク」運営委員。
「子ども・若者ケアラーの声を届けようプロジェクト (YCARP: Young Carers ActionResearch Project))」発起人。
「ケアラー支援条例をつくろう! ネットワーク京都(略称:京都ケアラーネット)」共同発起人。
JST-RISTEX研究事業「ケアの加藤に寄り添い、ケアラーの社会的孤立・孤独を予防する包括的支援システムの構築」代表。