1月発売:予約)
自閉症を「不安」の視点で理解する
対概念としての幸福感
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ジャンル 発達障害
判型 四六判・144ページ
発行 2026年1月
定価 1,540円(税込)
ISBN978-4-86342-405-0 C3036
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●ご予約受付中!(1月中旬より順次発送いたします)
●1月より研修会などで先行発売予定。書店発売は1月22日予定です。
自閉症を「不安」という視点で捉えなおす試み
ASDのある人たちの特徴、強いこだわりや極端な行動の根底には不安が存在している。 そして、その不安に対抗する力は幸福ではないか。 不安の定義、幸福経験の質的・量的蓄積とは何かを掘り下げ、学校教育、療育、福祉現場での不安と幸福の存在を考察する。
CONTENTS
第1部 自閉症を「不安」という視点で理解する
1 自閉症を「不安」という視点で理解する
2 ちょっと変わった「幸福」
3 実らない「好き」にも価値がある
4 生活のささやかな満足
5 人間に対する安心感─幸福を底支えする
6 強度行動障害からの回復はグリーフケアに似ている
7 幸福を見つける
8 自閉症の人との共感関係を考える
第2部 不安症って、何だろう
1 不安症って、何だろう
2 なぜ「こわがる」のか
3 鋭敏センサーをもつ人たち
4 「行動変容を教育目標とする」
5 社会問題としての不安症
6 幸福感の基礎をなす「発達の喜び」
PROFILE
みきひろかず
1955年、兵庫県生まれ。2000年、兵庫教育大学大学院修了。
1980年より、兵庫県立氷上養護学校、同校中町分校(現北はりま特別支援学校)のぎく訪問学級、兵庫県立出石特別支援学校勤務、2011年より、鳥取大学地域学部地域教育学科。立命館大学産業社会学部教授。





