| はじめに
1 絵本『ようすけ君の夢』のあらすじ
2 ゼミのはじまり
仲間との出会い/被爆者の生活史を知る/
二〇〇五年原爆展開催
3 真柳さんとの出会い
真柳さんの生活史を聞く/真柳さんの「話」――もう
私たちだけで十分なんです
4 絵本をつくりたい!
感じたおもいを胸に……/絵本をつくろうよ!/
伝えることは難しい!/強力な助っ人登場☆/
「お話」に絵をつける/コーヒー片手に/
大切にしたいこと/空白のページの意味
5 ひろがる平和活動
絵本完成/原画展へ向けて/原画展での交流/
被爆者の体験とゼミ生の感想/
平和を考える写真展 NO WAR KNOW WAR
6 大学をとびだして!
大阪の小学校/京都の小学校/
おいでよ! ハリーナ!/平和集会/
近畿原爆訴訟支援のつどい
7 平和をひろげる
教育実習生/弁護士*原爆症認定近畿訴訟弁護団/
歌手*illy
8 言葉をつむいで
ゼミ生の風船メッセージ/空白のページ
ゼミ生の紹介
非核平和を願って
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はじめに(抜粋)
私たちは、佛教大学社会学部社会福祉学科の二〇〇五年度黒岩ゼミを受講していた学生です。ゼミでは「生活史を把握する」「社会福祉と平和を考える」というテーマのもとに、一年を通して原爆や被爆者について学びました。
「平和のことなんて、あまり考えたことないんやけど……」
授業が始まったとき、ゼミ生の多くは、そんなおもいを抱いていました。しかし、学内で開催した「原爆展」に実行委員として参加し、そこで出会った被爆者の方の声を聞いていると、“被爆者のことを伝えなければ”“平和のために何かしなければ”と突き動かされるものを感じました。被爆者が高齢化する中、これからの世代に伝えていけるものがあれば……、そんなおもいから、1人の被爆者の生活史をモデルに、絵本の制作に取り組むことにしました。そして、絵本『ようすけ君の夢』を完成させました。
絵本が完成した二〇〇六年は、アフターゼミの活動として小学校での絵本の読み聞かせや平和活動をしてきました。特に原爆が投下された八月までは、いろいろなところから声をかけていただき多忙な夏を過ごしました。それらの活動を通して私たちが学んだことは、少しのきっかけがあれば、平和の尊さを感じることは誰にでもできるのではないか、ということでした。
この本を読んでくださったみなさんが、戦争や被爆は過去の問題ではないということ、今こそ、見つめなければならない問題であることを、私たちと共に考えてくださればと願っています。(後略)
◆◆◆関連記事紹介◆◆◆
・京都新聞 2007年3月20日
・毎日新聞 2007年3月25日
・しんぶん赤旗 2007年4月15日
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