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発刊にあたって
1.妻の介護
妻を詠む(俳句)
資延 貢(76歳・香川県)
めげずに明るくヘルパー2級で再出発
伊藤 金政(65歳・神奈川県)
妻を看護して 匿名(87歳・兵庫県)
「男の介護」について雑感
O.T(68歳・東京都)
牛蛙
内田 勝也(70歳・千葉県)
特養内での暴力にどう対処すれば……
上田 正男(82歳・京都府)
絵手紙
伊達 輝美(74歳・東京都)
俳句
村井 昭三(80歳・東京都)
妻を化粧できるのが救い
外山 努(58歳・大阪府)
川柳
山中 三樹(81歳・茨城県)
介護が好き
藤川 二郎(78歳・千葉県)
ありがとう
唐木 昭(78歳・埼玉県)
喜寿の「恋」
岩井 隆(76歳・兵庫県)
ひとりで悩まないで
田中 章介(76歳・埼玉県)
介護16年の経験で得た真実
大沼 律宏(大阪府)
介護について(問題と悩み?)
押川 定春(80歳・富山県)
80歳の愚痴
T.M(80歳・三重県)
季節の便りにのせて
杉山 茂男(京都府)
介護の出来る幸せを楽しみに繋げて
中村 方保(78歳・奈良県)
私の介護体験記
加藤 嗣生(71歳・三重県)
若年アルツハイマー病の妻と共に9年目へ
Y.Y(64歳・石川県)
うた日記
阿部 国久(75歳・宮城県)
私の介護体験記「命つなぐ日々」
野瀬 義昭(76歳・北海道)
愛妻の介護10年を顧みて
坂田 富夫(79歳・広島県)
笑顔こそ最高の薬
O.T(78歳・東京都)
笑顔求めて
松木 一郎(77歳・新潟県) 37
介護体験
T.S(79歳・富山県)
湯たん婆
内藤 昇(京都府)
介護手記
井上 弘行(岡山県)
ばあさんはオレの親をみてくれたから
S.M(82歳・長野県)
認知症の妻と2人で暮らして
K.Y(75歳・長野県)
しっかり者だった妻が
S.I(70歳・長野県)
若い頃妻に苦労させたから
N.M(82歳・長野県)
気合いで生きています
M.N(85歳・長野県)
精神障害者の介護に寄せる
F.H(64歳・京都府)
人間の生き方を教えてくれた妻
太田 秀雄(70歳・宮城県)
介護短歌
池田 金蔵(89歳・神奈川県)
妻の認知症の介護メモより
M.H(83歳・大分県)
私の介護体験(介護短歌をたどりながら)
長岡 洋介(75歳・京都府)
年賀状
杉野 源氏(85歳・京都府)
あるケアギヴァーからの提案
福田 哲夫(76歳・埼玉県)
妻の病魔に対し思うまま(絶望を希望に変えて)
武村 壽(79歳・滋賀県)
私は一人ではない
永井 功(77歳・愛媛県)
医療体制と認知症対応
佐藤 三郎(80歳・宮城県)
介護の記憶
森本 善茂(89歳・奈良県)
妻へ、私は貴女に何ができますか
村松 正男(59歳・栃木県)
小さな発信機が救ってくれた
S.A(85歳・東京都)
私の介護体験
桜井 幸雄(76歳・宮城県)
いつかまた一緒に過ごせたら
K.H(70歳・宮城県)
アルツハイマーと戦う
田中 亘(79歳・大阪府)
家族会のありがたさ
Y.S(76歳・大分県)
男の介護(困った事)
田渕 敬信(71歳・愛知県)
責任と役割
Y.M(80歳・京都府)
介護生活年中無休
S.S(72歳・兵庫県)
認知症の妻
岩下 勝明(神奈川県)
四季八句
中村 興弥(80歳・新潟県)
怪後、怪護、介護
長島 健司(68歳・埼玉県)
老介護
内尾 一實(83歳・福岡県)
私の感想
武田 義孝(80歳・大阪府)
思い切って表に出ることを決意
中井 猛信(72歳・奈良県)
在宅介護
中村 洋介(75歳・香川県)
若年認知症の発生から家族会を知り支えられ
ながら辿ったこれまでの道
N.S(69歳・東京都)
私の男性介護記
坂口 義弘(72歳・大阪府)
男性介護者介護体験記
小林 忠胤(長野県)
妻と共に歩む
M.S(80歳・大阪府)
介護と私
細見 嘉隆(74歳・大阪府)
爺の介護奮戦記抄
伊藤 登(76歳・東京都)
面会
今岡善次郎(61歳・東京都)
精一杯、私ができることを妻にしてやりたい
三浦 清一(75歳・大分県)
介護で大事な時間 匿名(82歳・青森県)
介護の迷いの中に灯りを見つけて……
利根川憲夫(61歳・埼玉県)
私の介護
里村 良一(79歳・岐阜県)
Kのこと
O.M(83歳・静岡県)
老老介護
正岡 勇(89歳・愛媛県)
介護の句
岩渕 勇(73歳・北海道)
「手抜き」と「笑顔」は男性介護者の必需品
T.H(84歳・兵庫県)
妻の看病
I.T(68歳・三重県)
若年性アルツハイマー病は知能低下していく
病気でありそれによって不安等苦しんでいく
病気です。介護体験から気づいたことです
出雲 晋治(73歳・奈良県)
認知症は「治る」
掘内 正隆(93歳・奈良県)
アルツハイマー病と診断された妻の介護体験
小野寺彦宏(74歳・岩手県)
男の介護=二人三脚の人生
藤井 伸一(76歳・広島県)
13年間の介護日記より 急性期病院編
渡辺 守兄(70歳・神奈川県)
認知症の妻を介護して生きる
塚脇 章生(73歳・千葉県)
私の介護体験記
花岡 生夫(72歳・福岡県)
先の見えない介護の、負け犬の独り言
佐々木敏之(62歳・長野県)
私の介護体験─家族の思い
梅田 四郎(76歳・京都府)
パーキンソン介護について
堀 友夫(77歳・長野県)
2.妻の介護録
今は亡き妻 美恵三題
本間 金三(88歳・東京都)8
痴呆(認知症)は神様の賜物
伊規須太郎(82歳・福岡県)
無知を悔やんで9年目
─若年性認知症の妻を看取って
石田 和久(77歳・福岡県)
介護
堀内 登(80歳・長野県)
短歌に託す介護日記
石元弥右衛門(87歳・宮城県)
愛とは知ることなり、そして理解することなり
室井 忠夫(76歳・大阪府)
介護は愛と思いやり
小山 嘉孝(71歳・石川県)
スロー・グッバイ
内藤 定一(85歳・香川県)
妻の介護と永久の旅立ちに想う
佐藤 一磨(76歳・神奈川県)
アルツハイマー型痴呆症の家内を介護して
楠田 芳夫(82歳・大阪府)
アルツハイマー病早期発見
横山 春雄(88歳・福岡県)
介護の姿勢
鈴木 陸夫(77歳・宮城県)
あと5年生きていたいと
今村 宣樹(63歳・埼玉県)
3.父母の介護
「オヤジの会」10周年記念に思う
脇屋 武(東京都)
介護を通して学んだこと
藤丸 裕揮(29歳・兵庫県)
嫁と姑、認知症
唯木 秀雄(68歳・福島県)
ぶつぶつ
H.H(58歳・兵庫県)
母の認知症進行予防の仕掛け
K.T(56歳・神奈川県)
父母の介護
大田 伸廣(64歳・大阪府)
アラフォー独身男性の母の統合失調症介護日記
下山 順年(埼玉県)
小説 棺の中へ
新開 拓海(東京都)
男性遠距離の老親介護、やがて連れ合いの老々介護、
そして認々介護の定年後
金子 昭紀(69歳・北海道)
私の介護生活
河西 親一(50歳・富山県)
家族
O.H(47歳・愛知県)
私の介護(副題:男の介護)
K.Y(58歳・兵庫県)
6年の葛藤の末に
43歳男性(43歳・長野県)
パーキンソン病と単身赴任生活
T.H(62歳・和歌山県)
亡き母に詫びる
江口 正尚(74歳・東京都)
母を詠む
高田 英男(61歳・福井県)
病床のおやじと向き合って
I.E(60歳・長野県)
「男の介護」─義母から実母へ─
小宮 俊昭(64歳・滋賀県)
実母の介護
末盛 征壮(67歳・広島県)
母の笑顔
神保 修平(61歳・青森県)
私と母と父と
O.R(53歳・大阪府)
老老介護の時代(介護保険制度と私の体験記)
西川 重男(82歳・大阪府)
母親の介護体験
木寺 喜義(54歳・大阪府)
10年介護体験記
代 啓(35歳・京都府)
一番大変なのは“しもの世話”
佐藤 克雄(55歳・青森県)
はじめて介護用パンツをはいた日
D.S(73歳・兵庫県)
在宅介護をして思うこと
吉開 靖之(72歳・長崎県)
母そして父をよろしく
宮澤 秀雄(49歳・長野県)
私の介護体験
海江田大倭(45歳・長野県)
行政に望むこと
海江田大倭(45歳・長野県)
新米男性介護の報告
中島 喜昭(64歳・大阪府)
息子の介護体験記
中園 俊樹(54歳・福岡県)
4.家族の介護
老老老介護
高野 敬作(81歳・新潟県)
老々介護の不安
宮部 幸彦(76歳・大阪府)
妻の母を介護して
遠地 昭典(66歳・大阪府)
孫の詩
M.H(81歳・新潟県)
介護記
K.Y(62歳・栃木県)
介護の中で
片桐 将司(58歳・滋賀県)
想ったこと
U.M(59歳・大阪府)
「もう看られん」と自殺した兄
中島 千穂(47歳・愛知県)
おっしゃんヘルパー二年生
和田 豊実(69歳・長野県)
私の介護体験
森 悦美(56歳・東京都)
コーヒータイム
田中 敏夫(60歳・長野県)
5.資料
介護体験記にみる「男性介護者」
─152人の男性介護者の属性─
体験記応募者一覧
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発刊にあたって
皆さん。随分とお待たせしました。男の介護体験記がやっとまとまりましたので、お届けします。介護体験記募集にご応募された方々、体験記に特段の関心をお持ち頂き、早々にご注文頂いた方々に心から感謝申し上げます。
さて、2009年3月8日に結成された「男性介護者と支援者の全国ネットワーク(以下、男性介護ネット)」が、本誌の企画・発行の直接の契機となっていることは皆様すでにご承知のとおりです。男性介護ネットは、およそ一年間の準備期間を経て結成されましたが、舞台となった京都・立命館大学の末川会館には、その日北海道から九州まで全国160人の方々が参加して盛大に挙行されました。その多くが白髪交じりの中高年の男性介護者たち。高齢社会をよくする女性の会の代表・樋口恵子さんは辛口のメッセージで男性介護ネットの誕生を歓迎してくれました。「介護は人間固有の営みです。介護しない男を私は人間と呼ばない」「男性諸兄、介護の世界へようこそ! 真人間の世界へ、ウエルカム!」。奇しくも3月8日は女性にパン(賃金・労働条件の向上)とバラ(女性の尊厳・人権確保)をスローガンにする国際女性デー。介護に関与する男性の決意を示すのに極上の日だったと思います。
この発会式にむけ、昨年の12月から今年1月末までの約2ヶ月間掛けて募集した男の介護体験記には、全国33都道府県152人の介護者から応募がありました。涙を拭いながら読んだものの、溢れるユーモアに思わず笑みがこぼれた体験記もありました。希望もあれば絶望も、怒りもあれば喜びの声も数多くありました。男性たちの喜怒哀楽に満ち満ちた介護体験を社会の経験知として余すところなく記していく作業こそいまこの瞬間の私たちの大事な課題ではないか、との思いを新たにしたものです。放置すれば埋もれてしまうに違いないこの膨大な経験知の中にこそ新しい介護社会や政策への地に足つけた提言が潜んでいるはずです。
なお、本誌には、ご応募頂いたすべての体験記を掲載することはかないませんでした。公開を希望されない方の原稿については当然ながら掲載しておりません。介護福祉士など職業人としての介護体験記もご応募頂きましたが、本誌では割愛させて頂きました。また、すでに出版物として公表されている体験記も幾人かの方々から頂きましたが、紙幅の都合もあって、残念ながら掲載することが出来ませんでした。巻末に応募者の一覧を作成してありますので、既公表で本誌に掲載出来なかった体験記についてご関心をお持ちの方は本会事務局までご連絡頂ければ仲介したいと思います。
最後に、この介護体験記が、多くの方々の目に留まり、私たちのケアコミュニティがさらに広がっていくことを切に願います。
2009年7月7日
織姫と彦星にそれぞれの願いをこめて
男性介護者と支援者の全国ネットワーク
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